2019年05月08日
コクサイ S&W M19 3作目 その4
10連休を利用してようやく完成しました。
今回は、インドアサバゲで使用したい、というのをテーマとして作成しましたが、こんな感じになりました。
他人様にお見せするかもしれないので、外観は変に凝らずにシンプルなものにしました。
一応モデルになった実銃はありますが、あまり似ていません・・・
形状はシンプルですが、塗装は少し工夫してみました。
まずは、こちらの記事を参考にグリップを木目調塗装にしてみました。※ありがとうございます!!!
どうでしょうか?
よく見ると変ですが、ぱっと見は木製グリップに見えませんか?
自分では結構気に入っているので今後も挑戦したいですね。
木目の描き方がもっと良くなれば本物の木製グリップに近いものになるはずです。
フレームの塗装も試してみたかった方法で行っています。
こちらは、ベースに黒を塗った後、銀を軽く吹き付け、そのあとに再度黒を軽く吹き付け、最後につや消しクリアで整えています。
銀の粒子が薄く見えているのが特徴です。
ただ、これはリアルにしたいわけではなく、簡単な方法で見栄えを良くしたいというのが目的です。
細かい傷が目立たなくなるのも良い点です。
シリンダーは濃い青→銀→黒→つや有りクリアという塗装にしました。
青ベースも中々良いと思いましたが、黒が薄くキラキラし過ぎてしまいました。
あと外観に関しては、シンプルなアウターバレルを樹脂で作成しました。
フロントサイトは元のものを利用しています。
ちなみに参考にした実銃は、コンバットマガジン別冊の「HAND GUN」に出ていたストラウプ製のM28 SLUGGERという銃です。
実銃の方はNフレームでバレルの長さも違うので完全に再現しようとした訳ではないのですが、自分で適当に考えたデザインよりは説得力がある気がします・・・
リアサイトはノーマルのままで、ハンマーはいつも通りスパーをカットしています。
画像無いですが、今回はヨークとフレームの固定は、小さいプランジャをヨークに埋め込んでフレームにロックするようにしています。
正直前回行った磁石で固定する方が、スイングアウトはスムーズですが、見た目がかっこ悪いので今回は実銃ぽい方法にしています。
フォーシングコーンもいつも通り、元の可動式はオミットしてインナーバレルをぎりぎりまで伸ばしています。
ここのインナーバレルとカートリッジとの隙間が初速度に大きく影響を与えるのです。
外観に関してはこんな感じで、以下、頑張ってかっこ良く撮った画像です。
今回、実際に使うにはまだ足りませんが、後込めカートリッジを最低限の6発分を作成しました。
作成には、コクリボカートリッジのケースと、6.03mmのバレルと、クラウンリボルバーのカートリッジのパッキンを使用します。
パッキンはそのままだと抜弾抵抗が大きいので緩くさせる必要があります。
カットしたバレルにアルミテープを巻いて太くしてケースに圧入しています。
実射性能に関してですが、今回作成したカートリッジの出来不出来が大きく影響する結果となりました。
銃のスペックと計測環境は以下です。
・リソースは134aガス
・Nonホップバレル
・インナーバレル全長は77mm
・インナーバレル内径は6.2mm
・後込めカートリッジで内径は6.03mm
・距離5m
・0.2gBB弾
初速は以下のようになりました。
特定のカートリッジの初速が70m/s近く出ていますが、他は60m/s前後です。
パッキンの抜弾抵抗とインナーバレルとの隙間が影響を与えているようです。
集弾性能も以下のような残念な結果となりました。
弾道がスライスしたりホップしたりと安定していませんでした。
カートリッジの出来によって初速がまちまちになっていることや、自作したシリンダーはセンターはきちんと出ているのですが、シリンダーストップがはまる溝が浅いためか、シリンダーが停止せずガタつくことがあり、これらが悪影響を与えていると思われます。
内部カスタム箇所に関しては今作では色々試したので、次回備忘録を兼ねて詳細をアップします。
つづく。
Posted by soara71 at 00:21│Comments(3)
│S&W M19 3作目
この記事へのコメント
こんばんは。
完成おめでとうございます!
塗装の重ね塗り、今度試してみたいと思います。
下の塗装が見える位で、均等に塗るのが難しそうです!!
グリップの、下面のふさぎ方はどの様にしてあるのでしょうか、
作業工程の、画像が有りましたら、次回お願いします。
完成おめでとうございます!
塗装の重ね塗り、今度試してみたいと思います。
下の塗装が見える位で、均等に塗るのが難しそうです!!
グリップの、下面のふさぎ方はどの様にしてあるのでしょうか、
作業工程の、画像が有りましたら、次回お願いします。
Posted by 松本市在住 at 2019年05月08日 18:53
> 松本市在住さん
塗装は離れてサッと吹く感じで結構簡単です。
グリップの底の部分は単純にABS板で塞いでいます。
接着剤が付かなかったのでエポキシパテで裏打ちしました。
塗装は離れてサッと吹く感じで結構簡単です。
グリップの底の部分は単純にABS板で塞いでいます。
接着剤が付かなかったのでエポキシパテで裏打ちしました。
Posted by soara71
at 2019年05月09日 23:47

こんばんは。
私も以前に同じグリップを切り詰めて、接着出来ず穴が開いたまま・・・
そんなことが有って、不思議に思ってしまいました。
私も以前に同じグリップを切り詰めて、接着出来ず穴が開いたまま・・・
そんなことが有って、不思議に思ってしまいました。
Posted by 松本市在住 at 2019年05月10日 00:46