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Posted by ミリタリーブログ at

2018年09月27日

コクサイ S&W M19 CCW一号 その7

 
今回も、備忘録を兼ねて内部カスタム個所を列挙します。
色々と怪しいので参考程度にして下さい。


①前面を削りバルブ開放量を大きくした。
②ノッカーに接触する部分を少し盛り上げることでバルブ開放量増加。
③前面を削ったことでリバウンドスライドに接触するようになったので、削って調整。
④1.1mmピアノ線でハンマースプリングを自作。低温焼きなましも行った。



①チチバン対応のためハンドの上部をかさ上げ。
②リバウンドスプリングは3巻きほどカットし、Oリングを詰めて長さを調整。トリガーは軽くなった。



シリンダーを少し遅らせてストップさせるために、シリンダーストップを1mmほどずらす。
※トリガーを引ききった際にハンドがシリンダーを余計に回転させるのを防ぐため。



①バルブスプリングを弱いものに変更。ホームセンターで購入。
 線径0.8mm、外径10mm、自由長38mm
②バルブは抵抗になりそうなOリングを外し、ガス流入量向上のために軸と傘の部分を削った。
③元は金属のバルブウェイトをABS樹脂で削り出したものに交換。
 軽い方が弱い力でもバルブが開くはず。



ハンマーが接触する個所を研磨。
効果は不明。



トリガープルをスムーズにするために、可動式のフォーシングコーンは外した。
シリンダーストップの形状変更に合わせてバレルも偏芯して配置。



ガスルート出口をフラット加工した。
凸凹しないのでシリンダーの回転がスムーズになる?
見た目もこちらの方が良い。



シリンダーが前後にガタつかないようにヨークと接触する個所にプラリペアを流し込んで修正。

その他、
・ヨークとフレームのガタツキをプラリペアを盛って修正。
・エキストラクターロッド内のスプリングを強化するため自作した。


という感じでした。
前作とほとんど同じでした。もっと色々と試すべきでしたね。

次回はその辺も踏まえて製作しようと思います。


おわり。


  


Posted by soara71 at 23:17Comments(2)S&W M19 2作目

2018年09月23日

コクサイ S&W M19 CCW一号 その6


完成しました。

今回のテーマはコンシールドキャリーウェポン(CCW)です。
2.5インチとはいえM19がコンシールドキャリーに適しているか微妙ですが、気にせず気の向くまま製作しました。

で、こんな感じになりました。



まずは、外観です。

インナーバレルを独自に組み込む必要があったのでアウターバレルもABS樹脂で自作することになりました。
形状は気の向くまま(無計画)に削り出しましたが、割と気に入っています。
今回は初めてステンレス風の塗装に挑戦しました。


フロントサイトはピンで固定する予定でしたが、忘れて塗装してしまったので接着となっています。


シリンダーはノンフルートにしてみました。
実銃では強度を確保するためなので、キャリーガンとしてはまったく無意味ですが、そこは気の向くままに簡単そうだったので挑戦してみたのです。
ですが、デコボコを直すのにはかなり時間がかかりました。

画像にある凹みは傷ではなく、下地処理の穴埋めで見逃してしまったものです。

リアサイトは当初、調整可能なものを独自で組み込もうとしたのですがどうにも気に入らず、最終的には取り外し可能なフィクスドサイトとなりました。

キャリーガン的にはもう少し低くして、衣服に引っかかりにくいものにしたかったのですが、フロントサイトとの兼ね合いで出っ張ってしまいました。

いつも通りのハンマーのデホーンド化です。定番ですね。


グリップは色々と妥協して、元のグリップを削りこむ形になりました。
下のフィンガーチャンネル部分がフレームが見えるまで削っているのが特徴です。

塗装は黒の上に赤を吹いてみるといい感じにこげ茶になりました。


こちらは前々作でも行った、フレームに磁石を埋め込んでヨークを固定する加工です。
保持力はやや弱いですがガタつかない程度の強さはあり、スイングアウトも軽いです。


こちらもいつもの加工ですが、トイガンのリボルバーは大抵フォーシングコーンでシリンダーをロックさせていますが、この機能はオミットしています。
トリガーをスムーズにするためですが、反面センターが出にくくなります


塗装はサーフェーサーで下地処理を繰り返した後、シルバー部分がキャロムのステンレスシルバー、フレームは染めQの黒、グリップは染めQの黒と赤の重ね塗りで、あとはつや有りクリアを全体に吹いています。シリコンオイルを塗布するといい感じのムラが出ました。

今回はほぼ初めてまともに塗装をしてみましたが、下地処理が甘く小傷やパテ盛り跡が残ったり、クリア塗装のムラ?ゆず肌?が出たりと出来の良いものにはなりませんでした。画像では分かりにくいかもしれませんが・・・
まあ、これからということで><

以下、適当に撮影したので白飛びしていますが、比較的ましな画像です。




シルバーと黒のツートンカラーはかなり気に入っています。
キャリーガンとしては、まあ、元のよりはキャリーガンぽくなっているかなと^^;


次に、実射性能です。

今回個人的に最も当たりだったのが、後込めカートリッジです。
先込めに比べて初速が10m/sもアップしたので、これが無かったら実射性能は悲惨なものになったでしょう。

作り方も簡単で、元のカートリッジを分解して後端の穴を拡張し、市販のカスタムバレルをカットしアルミテープでケースの内径に合わせてパッキンと共に嵌めるだけです。
パッキンはクラウンのカートリッジのものを使用します。

銃のスペックと計測環境は以下です。
・リソースはグリーンガス
・Nonホップバレル
・インナーバレル全長は55mm
・インナーバレル内径は6.2mm
・後込めカートリッジで内径は6.03mm
・後込めカートリッジは一つしかないので装填箇所を毎回変えて計測
・距離は5m
・0.2gBB弾

まずは、初速です。








2回目と6回目で60m/sを切ってしまいました。
6回目の後そのまま7回目を計測してみると64m/s出ているので、恐らくトリガーの引き方が関連していると思われます。
コクサイリボルバーのシリンダーは歪んでいるので、チチバンがうまく行えない個所があります。
そのタイミングでシリンダーの回転が渋いとBB弾がバレルにぶち当たってしまうのではないかと考えています。

しかし、全体的には60m/sを超えているので満足しています。
以前、後込めカートリッジを作成した際は初速が全く出ず失敗に終わったのですが、今回は上手くいきました。
恐らく6.2mmのルーズバレルを使用したので、バレル入口でBB弾がぶち当たりにくくなったのではないかと推測しています。
ちなみに、通常の134aガスでは57~60m/sほどでした。


次は集弾性能です。

試射した際は良かったので期待したのですが・・・
1回目、

残念な結果になりました。
やや手振れも大きかったと反省し、

2回目

こちらはまあまあの結果です。

この調子で3回目

一個大きく外れたもの以外は2回目と同じくらいですかね。

特別良い数値ではありませんが、2.5インチのリボルバーとしてはましな方だと思いたいです。
弾が荒れるのはやはりシリンダーが原因でセンターが出ないためと思われるので、シリンダーを何とかするのが今後の課題となりそうです。

次回は、備忘録を兼ねて内部カスタム個所を列挙します。

つづく。



  


Posted by soara71 at 12:01Comments(2)S&W M19 2作目

2018年09月09日

コクサイ S&W M19 CCW一号 その5

 
もう少しで完成です。
長期出張から戻って作業再開したものの、次に作りたいものも出てきたのでさっさと終わらせようと思います。

現在は下地処理と塗装を行っています。



カスタムパーツっぽくバレルとシリンダーはステンレス風の塗装です。
キャロムのステンレスシルバーを使用しました。


シリンダーは気まぐれでノンフルートに挑戦しましたが、形状を整えるのが結構面倒でした。


リアサイトは結局フィクスドサイトになり、取り外し可能にしようと思っています。


グリップは当初は完全自作の予定でしたが、時間短縮のため元のグリップを形状変更するのみとなりました。


ハンマーのデホーンド化はいつも通りです。


あと、今回はバレルが短いので初速を稼ぐために後込めカートリッジを作成しました。

初期型カートリッジを分解し、ケースにクラウンのエアコキリボルバーのカートリッジのパッキンを詰め、コクサイM10のインナーバレルをカットしたものを収めてBB弾の通るルートとしています。
偶然にもケースの内径とM10のバレルの外径がぴったりでした。ちなみに既製品のカスタムバレルでは外径が僅かに小さいのでそのままでは使用できません。

後込めの効果は大きく、グリーンガス使用で先込めカートリッジでは50m/s前後の初速が後込めでは60m/s前後にまでアップしました。
ただ、あと5個作成するためにM10を5丁仕入れるわけにはいかないので、なんとか市販品で作成する必要があります。


つづく。
  


Posted by soara71 at 00:07Comments(2)S&W M19 2作目