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Posted by ミリタリーブログ at

2018年03月11日

コクサイ S&W M19 CCW一号 その3

 
インナーバレル組み込みの冶具を作成したので、さっそく組み込もうと思ったのですが、ヨークが固定されていたなかったのでそちらを先に行いました。

前作はプレスボールプランジャを使用して本物っぽくしましたが、作成が結構手間なので今回は磁石を使用することにしました。
こんな感じでフレーム側に磁石を、ヨーク側にはネジを埋め込み、閉じた際に磁石とネジが接触するようにしています。


保持力はそんなに強くありませんが、簡単にガタつくほど弱くもない、という感じです。
実銃ではありえないでしょうけど、トイガンなので問題ありません^^;

そして、インナーバレルの組み込みですが、まずはバレルを保持するABSパイプをフレームに固定しています。
パイプにバレルを嵌めて確認したところ、センターはきちんと出ていました。

ちなみにバレルは6.2mmのルーズバレルを使用しています。
前作までは6.03mmのタイトバレルを使用して初速アップを狙っていたのですが、リボルバーの場合カートリッジから出たBB弾がバレルの入り口にぶち当たってしまうことが初速度や集弾性能に悪影響を与えているようなので、ルーズバレルであればぶつかりにくくなるのではないかと考えたのです。
バレル自体の固定はまだ後で行う予定なので、実際どうなのか分かりませんが。


あとは、アウターバレルも作成開始しました。
ABS丸棒を8角形に削り出し、フロントサイト用の溝を作ったりエジェクターロッドが収まるように成形しています。


仮で組み込むとこんな感じ。
しかし、ここからどんな形にするのか、まったく考えていないんですよね・・・

何か参考になりそうな画像を探そう。


つづく。



  


Posted by soara71 at 22:11Comments(2)S&W M19 2作目

2018年03月04日

コクサイ S&W M19 CCW一号 その2

 
地味にパーツのガタツキの修正を行っています。

ひとまず、リバウンドスライドとシリンダーストップはアルミ板を貼り付けて修正。
現在はヨークのガタツキをプラリペアで修正中です。


接着系やパテ系は12時間は置いておくので時間がかかりますね。

その間に、バレルをどのように組み込むか思案していました。

元々のインナーバレルを外して入れかえられないか試したのですが、バレルがどうしても外せず、どんな感じで固定されているのかばらしてみました。
こんな感じで真鍮のバレルに溝があり、アウターで覆っているのでこれは外せませんね・・・


なので、自前で組み込むことにしました。
自前で組み込む際の注意点としては、きちんとカートリッジとバレルが一直線になるかです。
このような冶具を作って組み込むことにしました。



このようにバレルとカートリッジに通すと一直線になります。


実際に組み込む際は、カートリッジをシリンダーに装填した状態にしてバレルをフレームに固定します。


つづく。

  


Posted by soara71 at 21:55Comments(2)S&W M19 2作目

2018年02月25日

コクサイ S&W M19 CCW一号 その1

 
コクリボカスタム第三弾を開始しました。

元々CCW(コンシールドキャリーウェポン)のような小さい銃が好きだったのですが、ここ最近はレースガンモドキが続いたので、今回は久しぶりにCCWを作成したいと思います。

ベースになる銃はコクサイのS&W M19 2.5インチです。
すでに小さいのでそのままでも良さそうですが、サイトやグリップがゴツイ感じがするので、その辺りを自分好みにしようかと思います。
後は、今までのノウハウを生かした内部カスタムといったところですかね。

とりあえず、現状はスプリングの作成や各所のガタツキを修正中です。


つづく。

追記
コメントでスプリングの作成方法の質問がありましたので、私の作成方法をアップしておきます。

旋盤のチャックにアルミ棒の冶具を固定し、ピアノ線の端をボルトで噛ませた後、チャックを手動で回転させてピアノ線を巻き付かせます。
アルミ棒の直径は6.7mmでした。


旋盤がない場合は、試したことはありませんが下記のurlの手法も良さそうです。
http://frostyorange.blog.shinobi.jp/Entry/20/

あと、一応熱処理も行っています。
上記のようにスプリングを作成した場合通常、残留応力の除去として低温焼きなましという熱処理を行うのですが、ホビーとして使う程度では不要かもしれません。
前作では行いませんでしたが特に問題は出ませんでした。


  


Posted by soara71 at 20:46Comments(2)S&W M19 2作目

2018年02月12日

コクサイ S&W M10 改一号 その29

 
実射性能に関するカスタムは色々試したのですが、ブログに書いたものの実際には採用しなかったりしたものもあり、自分でも分からなくなっているので備忘録を兼ねて残しておこうと思います。

なお、意味のない変更や、改悪している可能性もあるので参考程度にしておいてください。


① ハンマーの前面を削る。バルブの解放量が大きくなる。
② ノッカーに当たる部分の形状を修正。バルブの解放量が大きくなる。
③は間違い
④ 線径1.1mmのピアノ線でハンマースプリングを自作。スピコンを参考に。トリガーが軽くなる。


⑤ ハンドに0.1mmのステンレス板を張り付ける。定番チチバン対応。もう少し厚い方が良いかも。
⑥ リバウンドスライドの上部を少し削る。①の対応でハンマーが衝突するようになってしまうため。
⑦ サイドプレートとの隙間を埋めるために1mm(?)アルミ板を張り付ける。
  トリガーを引くとリバウンドスライドが浮いていたので。


⑧ 抵抗になりそうだったのでOリングを外す。
⑨ 軸を少し細くする。ガスの流入量が増えるはず。
⑩ 下部の傘の直径を小さくする。ガスの流入速度を速めたいので。効果は不明。
⑪ 重りをABS樹脂で作成。ハンマースプリングを弱くしたので軽い方が良いかと。
⑫ ④のハンマースプリングに合わせてバルブスプリングを弱いものに変更。
  ホームセンターで購入。線径1mm外径10mm。適当に長さ35mmにカット。


⑬ デコボコしていたので滑らかになるように研磨。効果はなかった。


⑭ シリンダーが前後にガタつくのでプラリペアを流し込んで隙間を埋める。
  これをやらないとハンドがシリンダーを押し、フォーシングコーンに引っかかってしまう。


⑮ エキストラクターを固定する突起が小さくガタつくのでプラリペアで修正。
  カートリッジを装填するとガタつかないので意味なかったかも。


⑯ シリンダーとバレルのセンターを出すために、シリンダーロックの形状を変更。
  少し行き過ぎてロックするようにした。また、ガタつきも抑えた。


⑰ フォーシングコーンは元の可動式を外して、アルミ削り出しのものを使用。
  トリガーがスムーズになる。
  また、シリンダーとのセンター出しのためにバレルをずらして固定。


⑱ ガスルートの出口をフラットにした。理由は覚えていない。


という感じでした。
思っていたより変更箇所は少なかったです。
ハンマーやハンド周りは色々形状変更を行っていたのですが、結局ノーマルのままになりましたしね。
この辺りはまだ研究の余地がありそうです。

M10改一号は今回で終了です。
次に作成するものは大体決めているので、またアップして行こうと思っています。

おわり。
  


Posted by soara71 at 22:36Comments(2)S&W M10 1作目

2018年02月11日

コクサイ S&W M10 改一号 その28

 
ようやく完成しました。

作成を開始したのが一昨年の11月で、途中8ヵ月ほどなにもしませんでしたので、正味7ヵ月で完成となりました。
当初は内部カスタムだけですぐに完成させるはずが、いつのまにかレースガンモドキになっていました。

まず、外観はこんな感じになりました。


アイアンサイトのレースガンのつもりです。


特徴的な個所を挙げていきますと、まずはグリップです。
ABS板からの削り出しで作成しています。
レースガンでよくある、プローンで撃てるように下部を大きくしたグリップをイメージしましたが、やや小さくなってしまいました。

ただ、左手の小指でいい感じにグリップ出来るので気に入ってはいます。

あと、好みでかなり太いです。
滑り止めはストーン調スプレーで吹いた後、軽く慣らしてから塗装しています。


レースガンといえば特徴的なサムピースです。
前作のM19ではABS樹脂で作成しましたが、今回はアルミから削り出しました。

これは新たに導入したマイクロフライス盤が活躍しました。

この細い溝は手作業では無理でしたね。

ハンマーはスパーをカットし、メッキを剥がした後ブルーイングしました。

トリガーも同様にブルーイングしています。
ただ、ブルーにはならず茶色っぽくなっていますが。


あと、アジャスタブルなリアサイトを作成しました。
なぜか特に何も参考にしなかったために奇妙な形になってしまいましたが、機能的には上下左右の調整が出来るのでまあ良しとしています。


5インチバレルにしたので、アウターバレルをアルミで作成しフロントサイトを載せています。
画像では白く塗装されているように見えますが、実際はサンドブラストしただけでグレーです。


コクサイリボルバーのシリンダーは中心がずれているのが問題なのですが、今回はヤフオクでNCフライス削り出しの樹脂シリンダーを手に入れまして、それを使用しています。これのおかげでシリンダーとバレルのセンターが出るようになりました。


ロッキングピンは削除しているので、ヨークを固定するのにプレスボールプランジャを埋め込んでフレームに引っかけるするようにしています。
前作は磁石を使用しましたが、スイングアウトさせる時の抵抗は磁石の方がスムーズな気がしました。



塗装はこだわりがないので適当です。家にあった染めQのブラックで塗装しました。
フレームは艶消しでグリップは半艶です。


リアサイトとサムピースはブルーイングしましたが、すでに剥げてきています。塗装でも良かったかもしれません。


今回はマイクロフライスを導入したことで、新しいことが出来るようになったのが良かったですね。
グリップの内側の削り出しや、リアサイトの作成に使用しましたが、その時点ではまだ使いこなせていなかったので、次回はもう少し良いものが出来るはずです。


次は実射性能です。

インナーバレルは内径6.03mmでNONホップの5インチ。
BB弾はマルイの0.2g。
エアコンプレッサーを使用し、圧力は0.5Mpとなっています。
※ガスと同じくらいのはずです。

カートリッジは初期型の金属製を、前回の記事の弾頭を可動式にしたものを使用しています。
このカートリッジはまだ一つしか作成していないので、一発撃つたびに装填個所を移動させています。

初速はこんな感じになりました。






安定して70m/s出ていないのが残念ですね。
装填箇所によって違うのかもしれません。

次にグルーピングです。
5mの距離から計測しました。
まず最初に撃ってみたところ、上にずれてしまいました。


サイトを調整し2回目です。
6発撃ったのですが、1発弾着個所が分からず、的を外してはいないので恐らく重なっているようです。


3回目は一発撃つたびに弾着を確認しました。
最初の4発が非常に良くまとまったので期待したのですが、5発目がやや下、6発目が上にずれてしまいました。

6発目はシリンダーの動きが渋く、トリガーがスムーズに引けなかったためにガク引きっぽくなってしまったようです。

実射性能に関しては、前作より良くなっているので非常に満足しています。
特に、元々初期型の金属製カートリッジは低性能と評価していたので、この結果が出るようになったのは予想外でした。
可動式弾頭は有効なので、今後はこれを自作するつもりです。


次回の記事で今作のものは最後になりますが、実射性能に関連するカスタムを備忘録を兼ねて羅列する予定です。

つづく。





  


Posted by soara71 at 20:39Comments(2)S&W M10 1作目

2018年02月04日

コクサイ S&W M10 改一号 その27

 
グリップの塗装を行いました。

滑り止めとしてストーン調スプレーを吹き付けたあと、黒の染めQと半つやクリアで仕上げました。
滑り止めのパターンは好みに合わせて通常と逆にしています。


グリップの塗装も行いほぼ完成なのですが、完成披露の前にどうしても作っておきたかった特製カートリッジを製作していました。

どのように特製なのかと言いますと、弾頭部分が少し飛び出すようになっています。


これは、BB弾が発射される際にガス圧によって弾頭が前進し、シリンダーとバレルの隙間を埋めた後BB弾が飛び出すことで、ギャップにつまづきにくくなるという効果があります。

さらに、ガスルートを5mmに拡大したり、リムの底が平面になるように削るといった修正で、最終的に初速は70m/sほど出るようになりました。

元々中期以降の弾頭が樹脂のカートリッジでは70m/s出ていましたが、初期型では55m/s前後だったので大幅な初速アップです。

ひとまずこれでやりたいことは完了したので、次回は完成披露が出来ると思います。


つづく。


  


Posted by soara71 at 02:22Comments(2)S&W M10 1作目

2018年01月21日

コクサイ S&W M10 改一号 その26

 
カートリッジの個体差で初速等が変わる原因を調査していましたが、どうやら微妙に全長が異なり、それが原因でシリンダーとバレルとの隙間が大きくなっているようでした。
ひとまず、調子の良いものを選抜して使うことにします。

射撃性能もそれなりになったので、仕上げに入ることにしました。

今回も塗装はせずにサンドブラスト後にシリコンオイルを塗布するだけにしようと思ったのですが、前作でもあったようにABS樹脂とプラリペアを使用した個所の色合いの違いが目立ってしまいました。

そこで今回は塗装することにします。

サンドブラストで小傷は消えていると思い、そのまま家に有った染めQブラックとつや消しクリアを吹いてみましたが、見事に小傷が浮かんでしましました。

まあ、あまり気にしていませんが。

あと、アウターバレルもブルーイングしなおそうと、ついでにサンドブラストして被膜を剥がしてみたところ、思いがけずいい感じのマットな光沢になりました。


仮で付けてみるとこんな感じです。
気に入ったのでこのままにしようと思います。


ちなみにサンドブラストした直後はこんな感じで、これはこれで味があります。


あとは、グリップ部のフレームに滑り止めのチェッカリングを入れてみました。
レアなヤスリである筋目ヤスリを使用しましたが、ガタガタになってしまいました。
とりあえず機能性は問題ないので良しとします・・・


つづく。
  


Posted by soara71 at 22:43Comments(2)S&W M10 1作目

2018年01月14日

コクサイ S&W M10 改一号 その25

 
グルーピングの向上のために色々と調整していました。

グルーピングが悪い原因は、バレルとシリンダーのセンターが出ていないため、BB弾がギャップにぶつかって回転がかかってしまうためと思われました。

元々コクサイリボは、可動式のフォーシングコーンでシリンダーをロックさせバレルとシリンダーがずれないようにしているのですが、私はトリガープルをスムーズにするために可動式フォーシングコーンは外しています。

しかしその状態ではトリガーを引ききると、ハンドがシリンダーを余分に回転させてしまいセンターがずれてしまいます。
本来は、余分に回転しないはずですが、コクサイリボはなぜかハンドがシリンダーのラチェットに接触してしまうのでずれてしまうのです。

最初はシリンダーが回転し過ぎないようにしようと色々考えましたが無理そうなので、インナーバレルの方をずらしてセンターを出すようにしてみました。

まずは、シリンダーロックを矢印方向へ0.5mmほど移動させて、ロックさせる位置を変更しました。
すこし行き過ぎてロックされるようになります。



次にバレルをその位置に合うようにずらして固定させます。
元々の真鍮のフォーシングコーンを外して、新たに内径を大きくしたアルミのフォーシングコーンを作成しました。
そこにバレルをずらして配置し、隙間にはプラリペアを流し込んで固定させています。


正面から見るとこんな感じに横にずれてバレルが配置されます。


この調整で、グルーピングは良くなったように見えます。

しかし、カートリッジによっては初速が落ちたり、弾道も安定しないようなことがあるので、まだまだ実射性能向上の作業は続きそうです。

つづく。
  


Posted by soara71 at 21:46Comments(2)S&W M10 1作目

2018年01月06日

コクサイ S&W M10 改一号 その24

 
レースガン風サムピースを作成しました。

アルミからの削り出しですが、1パーツで削り出すのは無理だったので3パーツに分けて削り出した後、接着させています。


このタイプのサムピースは非常に押しやすく、これに慣れてしまうと普通のサムピースには戻れなくなりますね。





あとは、以前作成したアルミのアウターバレルにフロントサイトを付けてブルーイングを行いました。
アルミへのブルーイングは被膜強度が弱いためかすぐに削れてしまうので、試しにつや消しクリアを吹いてコーティングしてみました。




が、つや消しクリアは少しの引っ掻きで白くなってしまったため、小傷だらけになってしまいました。
失敗でしたが直すのも面倒なのでこのままにします。

外観に必要なパーツがようやく揃ったので、組み上げて久しぶりに実射したところ酷い状態でした。
NONホップなのにホップしたり、特に右に曲がることが多く5mくらいの距離でも15cmの的を外す感じです。※原因は大体分かっていますが・・・

今後は実射性能アップのカスタムを行っていく予定です。


つづく。


  


Posted by soara71 at 20:13Comments(2)S&W M10 1作目

2017年12月25日

コクサイ S&W M10 改一号 その23

 
グリップ形状が大体出来ました。

滑り止め加工を行うか悩みましたが、今回はこのまま塗装しようと思います。
正直、イメージしていたのと少し違ってしまいましたが、最初はこんなもんだろうということにしています。


付けてみるとこんな感じ。
手間はかかりますが、満足度は大きいですね。



あと、リアサイトをブルーイングしてみました。

最初は簡単そうな「ドブ漬け」という方法で試しましたが、表面に煤が付くだけで失敗でした。
手を抜かず「塗り」という方法で行うと、徐々に黒くなって上手く行きました。


ただ、ネジはステンレスのためか染まりませんでしたので塗装する予定です。

つづく。
  


Posted by soara71 at 18:03Comments(4)S&W M10 1作目