2016年12月30日
実銃グリップ加工 1個目 その2
隙間を埋めるためにエポキシパテを盛りつけました。
少し量が多すぎましたね。
四隅を固定するだけで良かったかもしれません。
スクリューの位置が合わないので、穴を大きくしました。
そして、ABS棒からスペーサーを作成してグリップを固定するようにしています。
本当はアルミから削り出しをしたいのですが、材料がなかったのでこんな感じになっていしまいました。
まあ、今回は試作なのでこれで良しとします。
完成までに結構時間がかかってしまいましたが、慣れるのと機材を揃えれば1日で作成出来そうです。
完成後の満足度は高いので今後も作成したいですね。
おわり。
少し量が多すぎましたね。
四隅を固定するだけで良かったかもしれません。
スクリューの位置が合わないので、穴を大きくしました。
そして、ABS棒からスペーサーを作成してグリップを固定するようにしています。
本当はアルミから削り出しをしたいのですが、材料がなかったのでこんな感じになっていしまいました。
まあ、今回は試作なのでこれで良しとします。
完成までに結構時間がかかってしまいましたが、慣れるのと機材を揃えれば1日で作成出来そうです。
完成後の満足度は高いので今後も作成したいですね。
おわり。
2016年12月28日
実銃グリップ加工 1個目 その1
Kフレーム用実銃グリップをコクサイリボルバーに付けられるように加工中です。
ドリルと小型のベルトサンダーを使用して削るのですが、物凄い木屑がでます。
大きめに削ったのでタンクとの隙間にエポキシパテを詰め込みこんで固定する予定です。
実は一度エポキシパテを張り付けたのですが、ガタツキが取れなかったので再挑戦するところです。
つづく。
2016年12月24日
マルシン S&W M36 改一号 その2
マルシンのM36ですが、トリガーがやや重い感じなので、軽くする加工を行いました。
まず、弱めのハンマースプリングを作成しました。
元の線径が1.1mmだったので、1mmで作成しました。
ハンマースプリングを弱くすると、トリガーを引いた際の小さな引っかかりが目立つようになってしまいました。
修正すべく、マルシンチーフの構造を調べてみると、コクサイリボとだいぶ異なっておりました。
※2017/01/09 間違っていたので修正
まず、トリガーを引くとハンマーがノッカーを押しやり移動させます。
そして、ハンマーがダウンしノッカーがバルブを叩くのですが、ダウンしきった後ノッカーはズレて上に逃げていきます。
この仕組みのおかげで、旧型とは異なりハンマーダウンした状態でガスを入れても、バルブから噴き出すことがないようになっています。
ただ、ワタクシこの構造に気づかず、トリガーの引っ掛かりの原因がハンマーがノッカーを移動させる際の接触のせいと考えてしまい、ノッカーの台形のでっぱりを削ってしまいました。
その状態で試射しましたが、ノッカーが移動しなくなったため、ハンマーがノッカーを叩かない状態になってしまいました。
その後、この構造を理解し慌ててアルミ板で台形部分を作成し、なんとか元の状態に戻したという顛末です。
改めて調べてみると、トリガーの引っ掛かりは、ノッカーとトリガーの接触が原因でしたので、ノッカー側を少し削って接触しても引っかからないようにしました。
ただ、ここも何か理由があって接触させていたのかもしれませんが、現状特に不具合は発生していません。
最後に、ハンマースプリングとハンマーとの接触が滑らかでないので、パイプをかませて抵抗を小さくしました。
以上の調整で、若干トリガープルが良くなったように思います。
あと、今回ハンマースプリングを弱くしましたが、初速は変わらず50m/sほど出ていました。
つづく。
まず、弱めのハンマースプリングを作成しました。
元の線径が1.1mmだったので、1mmで作成しました。
ハンマースプリングを弱くすると、トリガーを引いた際の小さな引っかかりが目立つようになってしまいました。
修正すべく、マルシンチーフの構造を調べてみると、コクサイリボとだいぶ異なっておりました。
※2017/01/09 間違っていたので修正
まず、トリガーを引くとハンマーがノッカーを押しやり移動させます。
そして、ハンマーがダウンしノッカーがバルブを叩くのですが、ダウンしきった後ノッカーはズレて上に逃げていきます。
この仕組みのおかげで、旧型とは異なりハンマーダウンした状態でガスを入れても、バルブから噴き出すことがないようになっています。
ただ、ワタクシこの構造に気づかず、トリガーの引っ掛かりの原因がハンマーがノッカーを移動させる際の接触のせいと考えてしまい、ノッカーの台形のでっぱりを削ってしまいました。
その状態で試射しましたが、ノッカーが移動しなくなったため、ハンマーがノッカーを叩かない状態になってしまいました。
その後、この構造を理解し慌ててアルミ板で台形部分を作成し、なんとか元の状態に戻したという顛末です。
改めて調べてみると、トリガーの引っ掛かりは、ノッカーとトリガーの接触が原因でしたので、ノッカー側を少し削って接触しても引っかからないようにしました。
ただ、ここも何か理由があって接触させていたのかもしれませんが、現状特に不具合は発生していません。
最後に、ハンマースプリングとハンマーとの接触が滑らかでないので、パイプをかませて抵抗を小さくしました。
以上の調整で、若干トリガープルが良くなったように思います。
あと、今回ハンマースプリングを弱くしましたが、初速は変わらず50m/sほど出ていました。
つづく。
2016年12月19日
コクサイ S&W M10 改一号 その13
コクサイリボルバーのシリンダーは、M19やM10、スピコンも確認しましたがどれも軸がずれていました。
そのため、シリンダーの角度によってはトリガーが重くなったり、バレルのセンターが合わない状態になっています。
この問題を解消すべく、ヤフオクに出品されていたN-factory Speed Holsterさんのシリンダーを落札してみました。
NCフライスで削り出しているらしく、センターも正確に出ていていました。
これで、トリガープルの問題も解消しましたし、バレルとのセンターも(たぶん)出ていると思います。
次回作では、なんとかシリンダーを自作したいですね。
さて、今日はバレルの固定を行いました。
固定方法は、バレルに溝をつけて、
その溝に芋ネジを押し付けつつ引っかけるようにしています。
試しに、撃ってみましたが、右に集弾しつつ、たまにドロップしたりスライスしたりと、あまり安定していませんでした。
まだヨークをきちんと固定していないからと思われます。
つづく。
そのため、シリンダーの角度によってはトリガーが重くなったり、バレルのセンターが合わない状態になっています。
この問題を解消すべく、ヤフオクに出品されていたN-factory Speed Holsterさんのシリンダーを落札してみました。
NCフライスで削り出しているらしく、センターも正確に出ていていました。
これで、トリガープルの問題も解消しましたし、バレルとのセンターも(たぶん)出ていると思います。
次回作では、なんとかシリンダーを自作したいですね。
さて、今日はバレルの固定を行いました。
固定方法は、バレルに溝をつけて、
その溝に芋ネジを押し付けつつ引っかけるようにしています。
試しに、撃ってみましたが、右に集弾しつつ、たまにドロップしたりスライスしたりと、あまり安定していませんでした。
まだヨークをきちんと固定していないからと思われます。
つづく。
2016年12月17日
コクサイ S&W M10 改一号 その12
トリガープルがスムーズになるように調整を行いました。
前々回のハンマーの形状変更で、トリガーとの接触部分を1mm程下にずらしたのですが、そのせいでシアーからの移行がスムーズに行われていませんでした。
そこで、シアーにステンレス板を張り付けて延長しました。
あと、リバウンドスライドの幅が小さくサイドプレートとの間に隙間があり、トリガーを引くとトリガーとリンバウンドスライドが少し歪んで浮くことがありました。
そのため、ハンドが左右にぶれてしまいフレームと干渉して戻りが悪くなったりしていました。
ここもステンレス板を張り付けて隙間が出来ないように加工しました。
これでひとまず、初速アップ、チチバン、トリガープルの調整と一通り機関部の対応が終わりました。
次はバレルを固定する予定です。
つづく。
2016年12月14日
コクサイ S&W M10 改一号 その11
シリンダーのスイングイン・アウトが硬いのでスムーズに行えるようにしました。
まず、ロッキングピンを削りました。
もっと削りたかったのですが、これ以上は無理でした。
次にしっかりシリンダーラッチを押し出せるように、強いセンターピンスプリングを自作し差し替えました。
最後にセンターピンの先頭に金属片を張り付け、少し入り込むロッキングピンを押し返せるようにしました。
若干スイングインするときに引っかかりますが、だいぶスムーズに動作するようになりました。
ただ、このままではヨークが固定されないので、トリガーを引いたときに少し動いてしまいます。
そこで、ヨーク上部とフレームの隙間にプラリペアを流し込んでみました。
ましにはなりましたが、まだ動くので何か手を考えねばなりません。
つづく。
まず、ロッキングピンを削りました。
もっと削りたかったのですが、これ以上は無理でした。
次にしっかりシリンダーラッチを押し出せるように、強いセンターピンスプリングを自作し差し替えました。
最後にセンターピンの先頭に金属片を張り付け、少し入り込むロッキングピンを押し返せるようにしました。
若干スイングインするときに引っかかりますが、だいぶスムーズに動作するようになりました。
ただ、このままではヨークが固定されないので、トリガーを引いたときに少し動いてしまいます。
そこで、ヨーク上部とフレームの隙間にプラリペアを流し込んでみました。
ましにはなりましたが、まだ動くので何か手を考えねばなりません。
つづく。
2016年12月13日
コクサイ S&W M10 改一号 その10
初速アップを目指して色々といじっていましたが、ようやく目標の60m/sが出るようになりました。
※グリーンガス使用です・・・
ハンマースプリングを強化した後、60m/s近く出たのですが、発射後にバルブが戻らなくなりました。
バルブを別のものに交換しOリングを元のものにしたところ、バルブは戻るようになったのですが、初速が50m/s位に落ち込んでしまいました。
ハンマースプリングをこれ以上強化せずにバルブを叩く力をアップさせる方法として色々考え、ハンマーに重りを付けて慣性モーメントを増加させてみたり、補助スプリングを付けて角速度をアップを試みましたが効果ありません。
ふと、別のM10のハンマーを見ると手元のものと少し形状が違うことに気が付きました。
それを参考にハンマーの形状を修正してみるとようやく55m/s位までに戻ったのですが、これ以上は無理かもとあきらめかけていたところ、試しにインナーバレルをシリンダーに押し付けて気密を取るようにすると58m/sほど出るではありませんか。
さらに試しにと、バルブを以前のものに戻すと、念願の60m/sに達したのです。
長かった・・・
加工した個所をまとめると、
1.ハンマースプリングを少し強化
2.ハンマーの形状を修正
3.バルブスプリングを弱めに
4.バルブの細軸化と下部の傘を縮小
5.バルブのOリングは元のものを使用
6.インナーバレルとシリンダーの気密をアップ
といった所です。
心配なのは、ハンマーの形状修正は、ステンレス板を張り付けているので剥がれる可能性があることと、インナーバレルの気密をきちんととれるか、というところです。
つづく。
※グリーンガス使用です・・・
ハンマースプリングを強化した後、60m/s近く出たのですが、発射後にバルブが戻らなくなりました。
バルブを別のものに交換しOリングを元のものにしたところ、バルブは戻るようになったのですが、初速が50m/s位に落ち込んでしまいました。
ハンマースプリングをこれ以上強化せずにバルブを叩く力をアップさせる方法として色々考え、ハンマーに重りを付けて慣性モーメントを増加させてみたり、補助スプリングを付けて角速度をアップを試みましたが効果ありません。
ふと、別のM10のハンマーを見ると手元のものと少し形状が違うことに気が付きました。
それを参考にハンマーの形状を修正してみるとようやく55m/s位までに戻ったのですが、これ以上は無理かもとあきらめかけていたところ、試しにインナーバレルをシリンダーに押し付けて気密を取るようにすると58m/sほど出るではありませんか。
さらに試しにと、バルブを以前のものに戻すと、念願の60m/sに達したのです。
長かった・・・
加工した個所をまとめると、
1.ハンマースプリングを少し強化
2.ハンマーの形状を修正
3.バルブスプリングを弱めに
4.バルブの細軸化と下部の傘を縮小
5.バルブのOリングは元のものを使用
6.インナーバレルとシリンダーの気密をアップ
といった所です。
心配なのは、ハンマーの形状修正は、ステンレス板を張り付けているので剥がれる可能性があることと、インナーバレルの気密をきちんととれるか、というところです。
つづく。
2016年12月06日
コクサイ S&W M10 改一号 その9
Nonホップのインナーバレルを作成したので、仮で組み込んでみました。
試しに撃ってみたのですが、バルブが解放されず発射出来ない状態になっていました。
恐らく、新しく取り付けたバルブのOリングが、元のものより大きく弾力があったため、バルブを叩いても開きにくい状態だったのではないかと思われます。
また、ガス圧で外れてしまいバルブが元に戻らないこともありました。
ひとまず、小さいOリングに取り換えて対処しましたが、バルブとノッカーのクリアランスが変わってしまったので、また調整する必要がありそうです。
あと、初速を計測してみましたが、グリーンガスを使用しても54m/s程度でした。
バレルが3インチだということを考慮しても低すぎるので、ハンマースプリングとバルブスプリングのバランスを見直すことにします。
つづく。
試しに撃ってみたのですが、バルブが解放されず発射出来ない状態になっていました。
恐らく、新しく取り付けたバルブのOリングが、元のものより大きく弾力があったため、バルブを叩いても開きにくい状態だったのではないかと思われます。
また、ガス圧で外れてしまいバルブが元に戻らないこともありました。
ひとまず、小さいOリングに取り換えて対処しましたが、バルブとノッカーのクリアランスが変わってしまったので、また調整する必要がありそうです。
あと、初速を計測してみましたが、グリーンガスを使用しても54m/s程度でした。
バレルが3インチだということを考慮しても低すぎるので、ハンマースプリングとバルブスプリングのバランスを見直すことにします。
つづく。
2016年12月03日
マルシン S&W M36 改一号 その1
コクサイ M10の待ち時間に、マルシンの2インチ・チーフスペシャルをカスタムして行こうと思います。
ノーマルの状態で触ってみた感じでは、トリガーは重く、初速は38~42m/s、鬼ホップでどこに飛んでいくか分かりませんでした。
ハンマースプリング、バルブスプリングの交換、バレルもNonホップのものを組み込んで初速も上げて命中精度を良くしたいですね。
あと、チチバンにはならないかもしれませんが、シリンダーロック後の発射を確実にしたいです。
とりあえず、電動ガン用のバレルからインナーバレルを削り出しました。
仮組して初速を調べたところ、50m/sほど出ました。
初速が上がったのは、ホップUPパッキンの抵抗がないためと、入り口にテーパーを付けていないのでガス圧を受けやすいためでしょう。
つづく。
ノーマルの状態で触ってみた感じでは、トリガーは重く、初速は38~42m/s、鬼ホップでどこに飛んでいくか分かりませんでした。
ハンマースプリング、バルブスプリングの交換、バレルもNonホップのものを組み込んで初速も上げて命中精度を良くしたいですね。
あと、チチバンにはならないかもしれませんが、シリンダーロック後の発射を確実にしたいです。
とりあえず、電動ガン用のバレルからインナーバレルを削り出しました。
仮組して初速を調べたところ、50m/sほど出ました。
初速が上がったのは、ホップUPパッキンの抵抗がないためと、入り口にテーパーを付けていないのでガス圧を受けやすいためでしょう。
つづく。
2016年12月03日
コクサイ S&W M10 改一号 その8
トリガーを連続で引いていると、シリンダーが特定の角度の時にトリガーが重くなることがあり、色々調べていました。
どうやら、コクサイリボのシリンダーは正確にセンターで回転していないようです。
この画像のようにヨークを机に固定して、シリンダーを回転させると、軸が上下に揺れていました。
そのため、軸が軸受の上下に押し付けられて回転の抵抗になっているのではないでしょうか。
ただ、シリンダーのセンター出しを修正するのは難しいので、どうしようもないのですが。
つづく。
どうやら、コクサイリボのシリンダーは正確にセンターで回転していないようです。
この画像のようにヨークを机に固定して、シリンダーを回転させると、軸が上下に揺れていました。
そのため、軸が軸受の上下に押し付けられて回転の抵抗になっているのではないでしょうか。
ただ、シリンダーのセンター出しを修正するのは難しいので、どうしようもないのですが。
つづく。